MacOS Xの次期バージョン「Snow Leopard」の詳細が発表になりました。
ここ最近のバージョンアップと比べると、新機能がたくさん有る訳でなく、マイナーアップという感じです。
・システムアプリケーションを64bit化
・マルチコアプロセッサのパフォーマンスを最適化する新機能「Grand Central Dispatch」
・GPUのパワーを一般の処理で使用するテクノロジー「OpenCL」
・QuickTimeX
・マイクロソフトのExchangeを、メール、連絡先、カレンダーでサポート
・トラックパッドに指で漢字を書いて認識する手書き文字の機能
・Exposeをドックに統合
・Safariのプラグインを別プロセス化(プラグインがクラッシュしてもSafariは止まらない)
・価格は129ドル。Leopardからのアップグレードは29ドル。ファミリーパックアップグレードは49ドル。提供は9月予定。
・開発者は本日からファイナルバージョンのSnow Leopardをダウンロード可能
※6月8日以降に購入したMacBook Proには、Mac OS X Snow Leopard Up-To-Dateパッケージが提供されるそうです。(日本の価格は未定ですが、USでは$9.95となっています。)
早速、Appleのサイトに詳細なページがアップされています。
あまり話題になっていませんが、もちろんサーバー版もあります。
iPhoneからのアクセスに対応した「iCal Server 2」や「Wiki Server 2」、「Mobile Access Server」という機能など、前からある機能のバージョンアップだけでなく、新機能も増えています。
管理しやすい使い勝手の良いサーバーになりそうです。
■参考ページ
アップル、次期Mac OS X「Snow Leopard」でチップ処理能力を向上へ
「Mac OS X Snow Leopard」はアップグレード価格29ドルで、9月に発売
Snow Leopardも出没! WWDC 2009基調講演【前編】
※WWDC 2009に関する投稿を「WWDC 2009のまとめ ~ 概要 ~」にまとめました。
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