iOSアプリは1つのバイナリで複数の言語に対応する事が可能で、App Storeのアプリの説明も、iTunes Connectで複数の言語を登録して、各国のStoreに応じた言語で表示する事が可能です。
例えば、日本語と英語に対応したアプリで、iTunes Connectで日本語と英語の説明を登録した場合、日本のApp Storeでは日本語で表示されますが、英語圏では英語で表示されるようになります。
日本語でも英語でも無い国の場合、どちらの言語で表示されるかは、一定のルールで決まっていたのですが、iTunes Connectがバージョンアップして、よりフレキシブルに指定できるようになりました。
以前はアカウント登録後に選択するPrimary Languageで決まってました。
ここで指定した言語が優先され、他の言語のリソースがあればそれを使う事になります。
例えば、Primary Languageを日本語にして、日本語と英語でアプリの説明を登録している場合は、フランス語圏では日本語の説明が表示される事になります。
その為、世界でアプリを販売する前提であれば、一番人口の多い英語をPrimary Languageにしておくのが鉄則でした。
今回のiTunes Connectのバージョンアップで、このPrimary Languageがアプリごとに指定できるようになりました。
iTunes Connectにログイン→「Manage Your Appilications」→アプリを選択→「App Information」の横の「Edit」をクリックと進むと、「Default Language」というのを選べるようになっています。
アプリが対応していない言語圏での表示は、ここでDefaultに選択されているものが優先されるようになったという事です。
基本英語から変更する事は少ないと思いますが、自由に変えられるようになったのはいいですね。
Appleはmeta data(アプリの説明など)を各言語に対応する事を推奨しており、アプリのmeta dataの登録の画面に、ローカライズサービスを行っている会社を紹介するページへのリンクも増えてました。
着々と便利になってますね。
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