PSP goが発売されて1週間ちょっと経ちました。
初日の推定販売数は2万8000台ってニュースになってましたね。
PSP go、発売初日は2万8000台(ITmedia News)
PSP goはネットで購入したゲームしかできないというかなり実験的なゲーム機で、新しい携帯ゲーム機のあり方を模索する試金石のように思います。
ネット配信だとiPhoneアプリが何かと話題で、PSP goに始まった事ではないですが、ネットで購入するという部分ではなく、違った所にちょっと注目しています。
任天堂が販売業者を提訴していて話題になっているマジコンというのがありますが、自分はマジコンを使った事がないので分かりませんが、聞く所によると、一本のカートリッジに複数のソフトを入れられるので、自分で買ったソフトをまとめて入れて、カートリッジ一本だけ持ち歩いてる人もいたようです。
これって音楽に対するiPodみたいな流れを感じます。
何を聞くか考えてからCDを持ち歩いていたのを、とりあえず全部iPodに入れて持ち歩いておいて、その時の気分で聞きたい曲を選ぶという変化をもたらしたiPod。
PSP goはゲームのiPodへ向けた挑戦なんじゃないかなーと思います。
iPhoneは既にそうなってるよって話はあるかと思いますが、今までは携帯電話の通信網を使った、携帯に軸足がある端末ではネット配信が普通でしたが、ゲーム機でネット配信専用、しかも店頭で売ってるパッケージと同じソフトでネット配信されているソフトもあるというのは初めてじゃないでしょうか。
現状はゲームによっては購入してから、ダウンロードに30分待たされたりするようですし、配信されているコンテンツも少ないようなので微妙ですが、そのうち気に入っているソフトは全部持ち歩けるような事になるのかもしれません。
ソフトをまとめて持ち歩くようにするには、パッケージのソフトもインストールできればいいのにって話もありそうですが、コンテンツのコピーガードを考えるとなかなか難しそうですし、対策がいたちごっこになりそうなので、思い切ってネット配信専用なんでしょうね。
携帯ゲーム機では、アドホックな通信環境で対戦できるゲームが増えてますが、たくさんのソフトを常に持ち歩ければ、その場にいる人で遊べる可能性は高まる訳で、アドホックの通信の使われ方の流れとも合致する気がします。
まとても本体にイントールして持ち歩くって事がゲームでも普通になるのか、これからの携帯ゲーム機がどうなっていくのか楽しみです。
PSP go向けのタイトルはPlayStation Storeで確認できます。
iPod
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