今回の東京ゲームショウで気になっていたのはPlayStationのMoveとXbox 360のKinectでした。
どちらも任天堂のWiiの後追いな印象でしたが、実際見たり触れたりしてみると、少し印象が違いました。
■PlayStation Move
Beat Sketchを試遊してみました。
Wiiリモコン+カメラでの認識というイメージでしたが、カメラで位置を認識しているだけあって、随分と触った感じが違いました。
画面上の特定の位置を示そうと思った場合、Wiiリモコンの場合はレーザーポインタで指すような感覚で、文字通りリモコンっぽいイメージですが、Moveの場合はリモコンの先に付いている光ってる玉を動かす必要があるので、コントローラーを物理的に動かす必要があります。
この辺の差もあってか、Wiiはメニューを選ぶときもリモコンで選ぶ事が多いですが、Beat Sketchではメニューの選択は十時ボタンを使って選ぶようになっていました。
リモコンに関しては、３軸ジャイロセンサー、３軸モーションセンサーに加えて、地磁気センサーも内蔵しているとのことだったので（iPhone4と同じですね）、Wiiより詳細にコントローラーの向きや姿勢を計算できるのではないかと思います。
発表された時から、興味をもって見てた事もあって、大きな驚きはなかったですが、WIiの成功を見てから出すだけあって、色々と考え抜いて、面白い事ができそうなプラットフォームになってるなという印象は受けました。
10月21日発売ということでもうすぐですね。
■Xbox 360 Kinect
Xboxは日本で普及させるのは難しいだろうと思ってた事もあって、あまり感心を持ってなかったので、PlayStation Moveよりこっちに驚きました。
全てのゲームがよく見えたかというとそうでは有りませんが、手ぶらで遊べるという事に、色んな可能性を感じました。
コンパニオンさんがデモしているゲームの中では、ダンスのゲームが一番斬新に見えましたが、所々のポーズも認識しているようで、このあたりの精度や速度がどの程度のものか興味がありますが、ゲーム以外、ホームエンターテイメント以外でも活用できるプラットフォームだと思いました。
Microsoftのものはことごとく興味が惹かれないものばかりでしたが、これはちょっと興味が惹かれてます。
マイケルジャクソンのダンスゲームも計画があるようで、これはひょっとしたらひょっとするかも知れません。
こちらは11月20日発売ってことです。
PlayStation MoveでもXbox 360のKinectでも気になるのは、カメラで認識するということは、テレビからの距離が関係ありそうですが、どれくらいの範囲がOKなのか。
Wiiと同程度のスペースで遊べるのだろうとは思いますが、都心部で一人暮らししている人には厳しい部分があるかもしれません。
Nintendo 3DSがいつ発売になるのかまだ分かりませんが、今年の年末から来年にかけて、またゲーム市場がにぎわいそうですね。
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