3月7日に予定されているイベントの招待状に、高精細な画面のiPadが映っていて、発表は間違い無さそうなiPad3(iPad HD?)。
どんなものが発表されるかとても楽しみですが、噂通りだとすると開発者の悩みは増えそうです。
iPhoneの場合、iPhone4以降は高精細なRetina Displayを搭載していて、iPhone 3GS以前の機種と比べると、見た目上の画面の大きさはそのままに、縦横それぞれ2倍で計4倍のピクセル数(画面を構成する点の数)を持ってます。
このためRetina Displayに対応したアプリで、フルスクリーンの画像を出す場合は、320×480と640×960の2サイズの画像を持ってます。
さらに、Universalアプリ(iPhoneとiPadの両方に対応したアプリ)になると、iPadのサイズの画像も必要になってきます。
今回のiPad 3が高精細な液晶を搭載するとなると、iPadの画像も2枚必要になり、画像だけでアプリの容量をかなり食うことになります。(高精細な画像というだけで容量は大きくなるのに・・・)
3G回線で購入できるようにしようとすると、容量は重要な要素ですが、Universalアプリでフルスクリーンの画像を持っているようなアプリだと、同じような画像を4枚も持っている状態になります。
Mac / WindowsのApp Storeでダウンロードしたときは、全ての画像が入った状態でダウンロードして、iPhoneやiPadで買ったときは、その端末の解像度にあった画像だけ入った状態でダウンロードできるような仕組みがあれば、ユーザーにも優しいと思いますが、おそらくこのタイミングでは何も無いと思われるので、アプリ側の対応は考える事が増えそうです。
新しいiPadが発売されるのは楽しみですが、アプリ開発の手間はどんどん増えて行きそうで悩ましいところです。
最近のコメント