シャープから液晶が出荷されてる話は随分前から出ていたiPad miniがやっと発表されましたね。
アップル – iPad mini – ミニなのは、サイズだけ。
事前に予想されてたことと比べると、大きなサプライズは無かった感じですね。
画面の解像度がiPad2と同じで、iOS端末の画面サイズのバリエーションが増えなかったのは、開発者としてはうれしい所ですね。
ただ、Retinaディスプレイじゃないという所に加えて、もうひとつ残念なことが。
iPad miniはAmazonのKindleシリーズにぶつけて来てる製品という認識ですが、日本ではiBookstoreが始まってない。
iOSアプリの「iBooks」や、iBook向けのコンテンツを作るiBooks Authorがアップデートして縦書き対応になっても、肝心のストアが無い状態です。(英語の無料書籍が読めるくらい)
iPad miniと同時に、日本のiBookstoreも開始!であれば、かなり魅力的に思えたのですが、残念です・・・。
現時点では、iPadより小さいけど、iPhoneより大きくて、アプリはiPadのものがそのまま使えるという所にどれくらい価値を感じれるかですね。
AmazonのKindle Fireとの比較記事も出て来てますが、ディスプレイの解像度、重さ、価格など見比べてみると、端末のスペック的には圧倒的に勝ってるという感じでは無いですね。
「iPad mini」を他社の4機種と比較 « WIRED.jp
iPad Mini vs. Google Nexus 7 vs. Kindle Fire
iPad miniはどう戦うのか? 競合端末とのスペック比較一覧
そして、タイミングを合わせたかのように、Kindle日本語版の発売日がニュースになってました。
Appleも製品を売っているのではなく、体験を売っていると言われるくらいで、端末スペックで売れる時代ではなく、ソリューションとしての魅力で売れる時代です。
Amazonがどれくらい電子書籍を用意しているのか楽しみですし、日本の出版社がAmazonにOKを出したのだとしたら、Appleとはどうなっているのかも気になる所です。
と書いた所でAmazonからお知らせが来ました。
10月25日オープンのKindle Storeでは5万冊を越える日本語書籍が提供されるそうです。
書籍の価格設定が気になる所ですが、Kindleがとても魅力的に思えて来ました。
Kindle本体を触ってみないと分からないですが、書籍の価格次第では買ってしまうかも!?
※追記
iPad miniにKindle – Read Books, Magazines & More – Over 1 Million eBooks & Newspapersを入れて、Kindle Storeの本を読むというのもありかも知れません。
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