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2008/11/16

iPhoneアプリ開発・リリースまでの手順 EIN取得編

「iPhoneアプリ開発・リリースまでの手順」に書いた「4」のうちの「納税者番号(EIN)」取得についてです。

※全体の流れは「iPhoneアプリ開発・リリースまでの手順」を参照ください。

AppStoreでの販売は、米国での売上となり、基本的には米国で課税されます。

その売上を日本に送金されると、今度は日本でも課税され、何も手続きを踏まないと、2重に課税される事になります。

この2重課税を避け、米国での課税を免除してもらうために、「W-8BEN」という書類を出す必要があるのですが、その為には、SSNかITINかEINという番号が必要になります。

POPINOは個人事業なので「EIN(納税者番号)」を取得する事にしました。

※SSN(Social Security Number)は米国居住者の番号なので対象外として、個人の場合はITIN(Individual Tax Identification Number:個人納税者番号)でもOKかもしれません。

Appleのサイトでダウンロードできるフォームは古いようだったので、IRSのサイトから最新を入手して記入しました。

IRSのサイトのForm SS-4

だいたい以下のように記入しました。

1と7a:個人名
4a~5b:住所
6:Japanと記入
8a:Noにチェック
9a:Otherにチェックを入れてJapanese sole proprietorと記入
10:Compliance with IRS withholding regulationsにチェック
11、12に開業日と決算月
18;Noにチェック

一番下の方の欄に、署名、署名した日付、電話番号、FAX番号を記入して、IRSにFAXしました。

約2週間程度待っても何も連絡が無かったため、その後国際電話をしました。

電話をかけると、国外からの電話用の窓口が案内されるので、そちらを選択して、つたない英語でFAXしたが返信が無い旨伝えると、いくつか質問をされ、その場でEINを教えてくれました。

その1週間後くらいに郵送でも届きました。

W-8BENについてはまた今度。

※上記手続きで間違いないかは保証できませんので、自己責任でお願いします。

手続きに不安が有る方は、税理士さんなど詳しい方に相談される事をおすすめします。

※追記しました。

W-8BEN編


※iPhoneアプリ開発に関する投稿を今から始めるiPhoneアプリ開発にまとめました。

 

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