iPhoneアプリはバージョンアップの仕組みがあるのも魅力の一つですが、バージョンアップ時はデータや通信の互換性に注意が必要です。
例えば、データであれば、保存時のアプリのバージョンと、読み込み時のアプリのバージョンが違えば、データを変換するなどの処理が必要になるケースもあるかと思います。
何かしらアプリのバージョンを特定できるキーがあればいいので、プログラム中にdefineで定義しても実現できますが、せっかくInfo.plistにアプリのバージョン番号を書いているので、これを使うようにしておくと、間違いが少ないかと思います。
Info.plistの値を取得するのは簡単で、NSBundleのDictionaryから取得できます。
例えば、バージョン番号の場合は、以下の1行で取得できます。
NSString *version =
[[[NSBundle mainBundle] infoDictionary] objectForKey:@"CFBundleVersion"];
他の値を取得したい場合も、上記の「@"CFBundleVersion"」の部分を、取得したいキーに変えればOKです。
キーの確認は以下の手順でできます。
1)XCodeでInfo.plistを選択
2)適当な行を選んで右クリック(controlキー+クリック)
3)「Show Raw Keys/Values」を選択
他の値はなかなか取得することは無いかも知れませんが、アプリケーションの名前などもローカライズしている場合は、使うと便利な事も有るかも知れません。
※iPhoneアプリ開発に関する投稿を今から始めるiPhoneアプリ開発にまとめました。
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