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2009/10/25

Andoridアプリも有料販売可能に

日本からは有料アプリの登録は出来ても、日本向けには販売できないという状態でしたが、やっと日本のAndroid携帯「docomo PRO series HT-03A」からも買えるようになるそうです。

グーグル、Android有料アプリの国内配信開始–位置通知サービス「Latitude」も(CNET Japan)

HT-03A、Android 1.6で何が変わる?(+D Mobile)

開発者はGoogle Checkoutのアカウント&Android Market開発者アカウントを作って、銀行口座などを登録して、Android Marketへアプリをアップロードすると、即公開になるようです。(iPhoneアプリのように審査は無い。)

24時間以内なら返品できるとの事なので、体験版(Lite版)を別途作るような事をしなくても、24時間体験してもらって、良ければ継続して使ってもらう(課金される)、納得行かなければ返品する(課金されない)という事が可能なようです。

同一アプリに対して2回目の購入をしたら即課金との事なので、購入/返品を繰り返してタダで使うという事はちゃんと防止されています。

Android Marketは、App Storeと違って、アプリの料金は購入者の国に関係なく単一の通貨で表示されるようです。

日本の開発者の場合は円固定なのか、ドル建てでも設定できる方法があるのか分かりませんが、もし円固定だとすると、海外ではなかなか厳しそうです。

あと以前にも投稿しましたが、App Storeと違ってAndroid Marketが厳しいと思える点としては、PCで検索してから携帯で購入するまでのフローが弱いです。

iPhoneアプリを買いたい場合は、Windows/Mac上のiTunesで、AppStoreを開いて、アプリを検索/購入、iPhone or iPod touchと同期するという事が可能ですが、現状のAndroid Marketは、PCのブラウザでアプリを検索する事はできても、携帯での購入への導線が無く、携帯で検索して購入するフローしか無いようです。

Android Market

PCで検索した場合は、Andorid Marketから自分のサイトへ誘導されるので、そこにQRコードを貼っておいて、携帯でAndroid Marketへ行ってもらって、買ってもらうって流れになるんでしょうか。

現状の仕組みだと、iPhoneアプリのように、様々なアフィリエイトサイトがあるような状態にはなかなかならないと思うので、アプリのプロモーションは難しそうですね。

とは言え、日本でもAndroid Marketが立ち上がったという事で、このオープンな環境が今後どうなっていくのか楽しみです。

 

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