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2010/10/22

アップルの「Back to the Mac」イベント

昨日BLOGを投稿しようと思いきや、メンテナンスで投稿できずでしたが、イベントなかなか面白い発表がありましたね。

以前、「無料アプリでもアプリ内課金可能に」で、タッチパネルのMacが出て、タッチパネル向けのアプリもApp Storeで売れるようになったら・・・なんて想像をしてましたが、タッチパネルのMacは出ませんでしたが、Mac向けのApp Store「Mac App Store」が発表になりましたね!

Appleのサイトで「Mac App Store」の情報を見る

そして、iPadのいい所を取り入れたMacBook Air、Mac App Storeやタッチパネルを意識した来年リリース予定の新しいOS「Mac OS X Lion」の発表、今年はなかなか発表されなくてまさか発売されないのかなと思ってたiLife’11、さらにはFaceTime for Macの発表と、まさにBack to the Macなイベントでした。

かねがねモバイルしやすいMacBookが欲しいなぁと、MacBook Airのニューモデルを待ってたので、今朝、MacBook Airの11インチをポチッとしちゃいました。

トラックパッドが現行のMacBookや、Magic Trackpadに追いついたのも魅力です。

ポチッとしちゃったのは、11インチの128GBモデルをベースに、CPUとメモリはカスタマイズして、1.6GHz/4GBにしてみました。

カスタマイズしても出荷予定が3日だったので、下手すれば週明けには届くのか!?とわくわくしてたら、お届け予定日は2010/10/28 – 2010/10/30でした。結構遠くから送られてくるようです。

バッテリーライフがもうちょっと長ければなーと若干の不安はありますが、楽しみです。

FaceTime For Mac」のbeta版も早速試してみました。

MacからiPhoneへ繋ぎに行くには、ネットワーク環境によってはうまくいかないようです。(ルーターのポート関係?)

iPhone4からMacへ接続する分にはうまく行きました。

FaceTime For Macには、iTunesのアカウントでログインする必要がありますが、そこにいくつかのメールアドレスを追加できます。

自分の場合は、@i.softbank.jpのアドレスを追加してみました。

iPhoneのアドレス帳から、登録したメールアドレスの人物を選んで、FaceTimeボタンを押すだけで、FaceTime For Macの画面に接続確認のボタンが出て、許可するとあっさりと繋がります。

Skypeを使った事がなかったりしますが、使ってみた印象としては、Skypeでビデオチャットしてる人を思い出しました。

Appleの戦略はなんだか凄い方向へも広がりを見せそうです。

そんなこんなで次のAppleの展開を想像すると、来年はもっと色々な広がりがありそうです。

Mac App Storeを初めて、且つAppleのiLifeやiWorkシリーズもMac App Storeで販売するとなると、1年に1回程度のメジャーバージョンアップでは課金したいと思うので、バージョンアップ時の課金が実装されてくる日が来るのではないかと思います。

さらに、じわーっと売れてるらしいiTVもiOSで動いているようなので、テレビで動くアプリも作れるようになるかも知れません。

iPhone(携帯)、iPad、Mac、iTVで動くアプリが、同じやり方で作って配信できるようになるのを想像すると、なかなか凄い事に思います。

Mac App Storeは90日以内にオープンとの事ですが、オープンしてMacのアプリを課金配信できるとなると、どうなっていくのかが見物ですね。

シェアウェア作るにしても、課金やコピーガードに頭を悩ませれていた人には、しっかりとアプリを売れる環境が揃った事になり魅力的だと思いますが、逆に今4万も5万もするソフトを作っている企業にとってはどうなのか。

価格を下げる方の圧力が大きいだけで、実はあまり魅力が無いって事になったりはしないのか。

さらに、GoogleがWebアプリの課金配信プラットフォーム「Chrome Web Store」を準備していますが、Mac App Storeでデスクトップアプリが見直されるのか、それともクラウド上のアプリの方がシェアを伸ばすのかも気になります。
さらにGoogleとの兼ね合いで考えると、Androidは無線接続でOSをアップデートできるようですが、iOSはiTunes経由でないとアップデートできないという所を、Appleがどう考えているのかが気になっています。

iTunesでOSをアップデートする仕組みだと、現在の環境のバックアップ→新しいOSをインストール→環境を復旧という1連の流れで安全にアップデートできるのが魅力だと思いますが、iPhoneが電話である事や、あまりネットのリテラシーの高く無い人まで購入して来たら、iTunesを経由しないアップデート機能がないと、OSが古いままの人が増えて行く可能性もあると思います。

iAdやGameCenterのような機能を考えると、OSはなるべく最新にしてもらった方がメリットが大きいと思うので、何か手を打ってくるのではないかなーと思ったりします。

ひょっとしたら、Appleが建設中のデータセンターで提供するクラウドサービスは、ユーザーのiTunes Libraryをクラウド上において、ネット経由で同期できるような仕組みだったり。

なんていうのは考え過ぎですかね。

Android vs iPhone、Google TV vs iTV、Chrome Web Store vs Mac App Store、向こう1年くらいのAppleとGoogleの展開は面白そうですねー。

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