最近すっかりBLOGの更新がご無沙汰ですが、ニンテンドー3DSを買ったので、久々の更新です。
以前「Nintendo 3DSを体験して来た」で書きましたが、3D液晶は分かりやすいセールスポイントではありますが、一番の面白さはパワーアップした通信だと思っているので、ソフトも色々と買い込んでみました。
各ソフトの感想と3DSの感想を書きたいと思います。(感想はあくまで個人的なものなので、購入するかどうかの判断は自己責任でお願いします。)
■nintendogs + cats 柴 & Newフレンズ
DSで世界的にヒットしたnintendogsの第二弾です。
犬種によって3種類のパッケージに分かれましたが、自分は柴犬が好きなので、このパッケージをチョイス。
購入している人が多く無いとすれ違えないので、すれ違いをしたい人は持っていて損は無いと思います。
既に何人かとすれ違ったのですが、すれ違った人はゲーム中の散歩や、競技にも登場するようになります。
内容的には大きく変わった部分は、猫が追加されたのと、3DS付属のARカードを使った機能が追加になっています。
散歩のシステムが変わったりなど細かな変更がありますが、基本は前作と同じ感じです。
前作のファンも3DSからやってみようかなという方も楽しめる内容だと思います。
■戦国無双 Chronicle
3D液晶で見るグラフィックスがかなりいいです。
歴代の無双シリーズには無い、主人公が自分で歴史上の人物と共に戦うという設定や、キャラクターを切り替えて戦うシステムも面白く、かなりお勧めできる1本です。
1ゲームが長いので、ちょっとした空き時間に遊ぶ感じのゲームでは無いので、気軽に遊べるゲームを探している人には向いて無いですが、じっくり遊びたい人や無双ファンにはお勧めです。
すれ違い通信の仕組みも面白そうなんですが、まだすれ違えていません。
■リッジレーサー 3D
ナムコが新しいゲーム機の発売に合わせて出すタイトルと言えばリッジレーサーってくらい、本体と同時発売のイメージがあるタイトルです。
車の挙動がリアルなPS3のグランツーリスモ 5とは対極にあるゲームで、とにかくあり得ないドリフトでコーナーを抜けて行くゲームです。
車の動きはあり得ないんだけど、高速でコーナーを抜けて行く感じが気持ちいいゲームです。
すれ違い通信でゴーストデータを使った対戦ができるみたいですが、すれ違えたというメッセージは表示されるものの、対戦できてません・・・。
すれ違いの仕組みが今ひとつ分かりづらい感じですが、ちょっとした時間に遊ぶゲームとしてはお勧めです。
■ウイニングイレブン 3Dサッカー
あまり出来が良く無さそうだったので、買うのを迷った1本。
ウイイレ好きのサッカー好きなんで買ってみましたが、これは買わなくても良かった1本です。
本体と同時発売するのを優先して、中途半端な状態で出したんじゃないかと思える出来で、システム的にも、ボリューム的にも、いい所が無い感じです。
デフォルトの視点はあまり良く無く、ぐりぐり回るので、酔ったりします。
さらになぜか3Dと相性が良さそうなBECOME A LEGENDモードは入っていません。
唯一、マスターリーグで育てたチーム同士をすれ違い通信で対戦できるというのが面白そうな所ですが、育てる程やりこむ感じにならないです・・・。
ウイイレ好きも次回作はいい出来のものを出してくれるのを期待して待つのがいいと思います。
■スーパーストリートファイターIV 3D EDITION
今日勢いで買ってみたばかりであまり遊べてないですが、タッチパネル上のボタンをタッチするだけで必殺技が出せるモードが出来たおかげで、格闘ゲームが苦手な人もそこそこ遊べるようになってます。
3DSを持ち寄ってアドホック通信でローカル対戦する事も、インターネットを介して離れた人と対戦する事もできて、ソフト1本あればダウンロードプレイで対戦もできるという至れりつくせりな内容です。
3DS内蔵のMii広場ですれ違った人の遊んでたゲームを見ると、ストリートファイターは結構人気があるようです。
すれ違い通信を使った機能も入っていて、かなり出来はいいので、格闘ゲームファンも、興味はあるけど今まで手出しできなかった人も、買ってみても損は無い出来だと思います。
他に売れ筋と思われるレイトン教授シリーズの最新作がありますが、別に3Dである必要がなさそうなのと、通信を使った部分が今までのシリーズで想像できる範囲っぽかったので、こちらは買ってません。
買って遊んで無いですが、すきま時間に少しゲームをするという人にも一番いいゲームだと思います。
■3D液晶について
購入前のみなさんが気になるのは、3D液晶がどうなのかって所だと思いますが、「3Dボリューム」というのが付いていて、3Dの加減を調整できるようになっているのですが、これをMAXにして遊んでいると、予想以上に目が疲れました。
個人差があると思いますが、真ん中くらいか、ぎりぎり3Dになっているくらいで遊べば、慣れの問題かなーという感じにはなります。
ゲーム機をつい動かしてしまったり、視点が激しく動くようなゲームは、人によっては酔ったり、苦手な感じになるかも知れませんが、その場合はボリュームをゼロにすれば3Dでは無くなるので、普通に今まで通り遊べますし、視点が激しく動かないムービーとかだと、誰が見ても楽しめると思うので、面白いのではないかなーと思います。
ただ、ハドソンの高橋名人の話によると、左右の視力差が激しい人は3Dに見えない人もいるようなので、一度展示しているお店で確認してみるといいかも知れません。
■内蔵ソフトについて
3D写真が撮れるカメラや、Miiを作ったり、Miiで遊ぶソフト、AR(Augmented Reality:拡張現実)を使ったソフトなど、盛りだくさん入ってます。
ARはiPhoneのアプリでは結構おなじみになって来ていますが、幕張のイベントでは携帯ゲーム機の新しい波かもと思いました。
ARゲームズ、顔シューティングともになかなか面白いです。
顔シューティングは顔写真を撮影するとそれが襲ってきて、撃ち落とすゲームですが、ARの機能で実際の映像と合わせて出て来て、壁に穴があくような演出があったり、なかなか楽しめます。
撮影した顔が集まって行くので、ついつい誰かの顔を入れたくなり、口コミで3DSが広がるきっかけになるかもなーと思いました。
Miiについては写真から作る機能は微妙に似てない感じに仕上がりますが、Mii広場が良く出来ていて、すれ違い通信で来た人たちを使ったちょっとしたゲームが2種類入ってます。
このゲームのおかげですれ違いたくなるのですが、標準で内蔵されているソフトですれ違い通信の面白さが分かるようになっているのは大きく、任天堂は抜かりないなーという感じです。
3DSが万歩計の代わりになって、歩いた歩数でコインを獲得できて、そのコインをMii広場のゲームで使えるような仕組みも入ってます。
■通信について
パワーアップしたすれ違い通信がやっぱり魅力的です。
以前はソフトを起動して、すれ違い通信のモードにして持ち歩く必要がありましたが、ソフトからすれ違い通信の設定をONにして、SDカードにデータ領域さえ作っていれば、ソフトが起動してなくても、さらに本体にささってさえいなくても、すれ違い通信が出来ます。
すれ違い通信したデータは、Home画面のお知らせに表示されて、次回ゲームを起動した時に、データを読み込むようになっています。
複数のゲームですれ違い通信設定をした場合にどうなるのかを試していましたが、Nintendogs、リッジレーサー、Mii広場のデータをすれ違いで受け取る事が出来ました。
今後ソフトが増えて行った場合どうなるのかが不思議でしょうがないですが、同じソフトを持っている人とすれ違えればいいので、今までよりもすれ違える確率は格段に上がっています。
いつの間に通信では3Dの映像配信が計画されていたと思いますが、こちらはまだの様です。
充電中にコンテンツが降ってくるというのも、どのような使い方がされるか次第ですが、楽しみです。
■全体
ゲームで遊んでいる時に見た事無いエラーメッセージが表示されて再起動を促されたのが1回と、Home画面で操作が効かなくなって再起動した事が1回と、計2回おかしくなる事がありました。
通信など複雑になってきたので、予期せぬ事が起きても不思議は無いので、何かしら不具合がある可能性も無くは無いですが、全体的には思ってた以上にいい出来で、面白いハードだなーという印象です。
すれ違い通信、いつの間に通信を活用した面白いソフトが出てくる事に期待です。
そして、なんか作ってみたいなー。
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