「iPhoneアプリ開発・リリースまでの手順」に書いた「4」のうちの「納税者番号(EIN)」取得についてです。
※全体の流れは「iPhoneアプリ開発・リリースまでの手順」を参照ください。
AppStoreでの販売は、米国での売上となり、基本的には米国で課税されます。
その売上を日本に送金されると、今度は日本でも課税され、何も手続きを踏まないと、2重に課税される事になります。
この2重課税を避け、米国での課税を免除してもらうために、「W-8BEN」という書類を出す必要があるのですが、その為には、SSNかITINかEINという番号が必要になります。
POPINOは個人事業なので「EIN(納税者番号)」を取得する事にしました。
※SSN(Social Security Number)は米国居住者の番号なので対象外として、個人の場合はITIN(Individual Tax Identification Number:個人納税者番号)でもOKかもしれません。
Appleのサイトでダウンロードできるフォームは古いようだったので、IRSのサイトから最新を入手して記入しました。
だいたい以下のように記入しました。
1と7a:個人名
4a~5b:住所
6:Japanと記入
8a:Noにチェック
9a:Otherにチェックを入れてJapanese sole proprietorと記入
10:Compliance with IRS withholding regulationsにチェック
11、12に開業日と決算月
18;Noにチェック
一番下の方の欄に、署名、署名した日付、電話番号、FAX番号を記入して、IRSにFAXしました。
約2週間程度待っても何も連絡が無かったため、その後国際電話をしました。
電話をかけると、国外からの電話用の窓口が案内されるので、そちらを選択して、つたない英語でFAXしたが返信が無い旨伝えると、いくつか質問をされ、その場でEINを教えてくれました。
その1週間後くらいに郵送でも届きました。
W-8BENについてはまた今度。
※上記手続きで間違いないかは保証できませんので、自己責任でお願いします。
手続きに不安が有る方は、税理士さんなど詳しい方に相談される事をおすすめします。
※追記しました。
※iPhoneアプリ開発に関する投稿を今から始めるiPhoneアプリ開発にまとめました。
最近のコメント