ちょっと前に「Payments and Financial Reports」がアップデートされましたが、今度は「Sales and Trends」がアップデートされました。
■Sales and Trends
「Dashboard」と「Sales」というタブで表示を切り替えられるようになりました。
Salesは今まで通りアプリ別/国別のダウンロード数や売上を閲覧できて、ダウンロードできます。(表の右上にあるダウンロードボタンがちょっと見づらい。)
Dashboardはグラフで日ごと/週ごとの無料アプリ/有料アプリ/アプリ内課金/アップデート版アプリのダウンロード数を見れます。
グラフの下にはダウンロード数の多いアプリや、国の情報も表示されています。
iPhoneアプリとして提供されている「iTunes Connect Mobile」で見れたグラフが、Webでも見れるようになった感じです。
※iTunes Connect MobileのiPhoneアプリは、App Storeの検索ではヒットしないようになっているようです。iTunes Connectにログインした画面上に、リンクが表示されてます。
■Payments and Financial Reports
このバージョンアップは待ちに待ってたバージョンアップです。
以下の情報が確認できるようになりました。
○Summaryタブ
・直近の月の売上
・前回の振込額
・月ごとの売上のグラフ
○Earningsタブ
今まで通りの、月別の通貨リージョンごとのレポートをダウンロードできます。
○Owedタブ
通貨ごとに月初の残高と月内の売上、振込額を確認できます。
○Payments
振込のあった額の内訳が確認できます。
登録した銀行口座の通貨の指定によって異なりますが、日本円で登録している場合は、各国の通貨ごとの額と、適用為替レートと、最終的に振込を行った日本円建ての額が見れます。
これで通貨リージョンごとに、日本円建てでいくらの計算になって振り込まれたのかの内訳が一目で分かるようになりました。
今までのiTunes Connectでは、リージョンごとに$150にならないと振り込まれないルールなのに、現状どれくらいプールがあるかは自分で計算するしか無かった上に、振込があった額が、どの通貨なのかとかの対比を見るのが凄く難しかった。
なので、iTunes Connectの初期の頃は、売上の有った月に売掛金を計上して、振込の有った時に売掛金を消すということをやるのも凄くめんどうな感じでした。
その後、PDFのレポートがメールで送られてくるようになったり、微妙に改善されては来ましたが、後追いで処理する感じになって、時間がかかる感じでしたが、このバージョンアップでほとんど全て解決したんじゃないでしょうか。
そしてさらに、ドキュメントを見ても今ひとつはっきりしませんが、どうも通貨リージョンごとに$150のルールも無くなったような雰囲気です。
直近の振込は$150に全然届いてない通貨も振り込まれてます。
どちらのレポートもグラフが見れるようになったのはいいですねー。
はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。
私のiTunes connectでは、
iTunes connectには、アプリ関係しか表示されない様なのですが、
iTunes connectからBookや音楽を登録することは可能なのでしょうか?
ちなみに、Bookに関してはiTunes connectに表示されていない別URLを見つけましたが、すでに登録済みのiTunes connect アカウントとは別のアカウントを要求されてしまいまして、別アカウントでSign upするとiTunes connectのiBook store application専用のページに飛ばされ、Book登録申請を行える様でした。
音楽に関しては、別のアカウントを要求されること無く進めましたが、何分途中までしか試せませんでしたので全貌は解りませんでしたが、
そのままこのURLから登録可能の様でした。
とわいえ、
なぜiTunes connectはアプリ専用で、
電子書籍や音楽は別の知られざるURLからアクセスが必要で、
Bookに関しては別アカウントまで要求され
再度Sign upする必要があるのかが疑問です。
もちろん私が無知なだけの様な気がしていますが、何かご存知でしたら教えて頂けないでしょうか。
ょうか。
toto様
コメントありがとうございます。
1週間程休暇を取っていて、コメントの確認が遅くなりました。
iPhoneアプリ以外については配信した事が無いため、詳しい事は分かりません。(関わる機会があれば、当Blogでも記事にしたいと思います。)
詳細はAppleにご確認頂くのが確実だと思いますが、システムが分かれている理由を想像すると、
1)国ごとに提供コンテンツが違うので、コンテンツごとにシステムを開発/提供したい。(米国では提供されているコンテンツで、日本では提供されていないものがいくつかあります。)
2)コンテンツの種類(音楽/書籍/アプリetc)ごとに管理するデータの構造や必要な機能/要件が違うため、分けておいた方が機能の追加などのメンテナンスがしやすい。(書籍の場合はISBNコードが必須etc)
といった感じで、現状分かれているのではないでしょうか。
全てのコンテンツを提供できる会社からすると、管理画面が分かれていることはデメリットかも知れませんが、現状では分けておいた方が、デメリットよりメリットが大きいって事なのではないでしょうか。
あくまで自分の想像ですので、Appleにご確認頂くのが一番良いかと思います。
初めまして。
itunes connectのSales and Trendsに関して質問させてください。
Sales and Trendsの中にあるunits(販売数?)は日々増減を繰り返しているのですが、これはDL数の累計とは違うのでしょうか?
過去の記事にコメントを投稿して申し訳ないのですが、何か情報をいただけたら幸いです。
at様
コメントありがとうございます。
Sales and Trendsの画面の左上のViewの欄で、Dailyを選択している状態であれば、日々のダウンロード数、Weeklyを選択していれば週間のダウンロード数が表示されます。
Sales and Trendsを表示した直後の画面の下に表示されているTop Free Apps(Top Paid Apps)、Top Marketsなどは、直近のデータが表示されています。(Dailyであればグラフ部分の一番右のグラフの内訳)
詳しくは、Sales and Trendsの画面の下の「Download User Guide」や「Download Mobile Guide」に書いてあります(英語です)。
分りやすいご回答ありがとうございます。
「Download User Guide」も参考にしてみたいと思います。
本当にありがとうございました。
az様
すいません。お名前間違ってましたね。
お役に立てて何よりです。