OS X LionにしてFinderの機能も強化され、色々と便利な機能が増えましたが、「マイファイル」の機能で表示したく無いファイルも全部見えて困るって人がいるようです。
マイフォルダに表示されるファイルを、非表示にする方法が無いのか調べてみました。
Finderの「環境設定」の「サイドバー」を表示して、「マイファイル」のチェックをOFFにすると、Finderの左側のメニューからは消えます。
ただ、これで非表示になったかと言うとそんな事はなく、Finderの「移動」メニューから「マイファイル」を選ぶと表示される事には変わりありません。
非表示にする方法がまったく無いことは無いだろうと、色々と設定項目を見渡しましたが、そのものずばりの設定項目は見当たらず、できないのかなーと思いましたが、ヒントを見つけ、ひょっとしたらと思ってテストしてみた所、うまく非表示になっているようです。
「マイファイル」の機能を実現している裏で何が動いているのかなーと想像してみた時に、スマートフォルダみたいなもので、Spotlightが関係しているのかなと思いました。
そして、「システム環境設定」のSpotlightの設定項目を表示してみたところ、「プライバシー」という項目がありました。
ここで除外したいフォルダを選択しておくと、指定したフォルダ内のファイルがSpotlight検索にヒットしなくなります。
設定した直後は「マイファイル」に表示されていましたが、しばらく他の設定項目が無いのか調べていた所、指定したフォルダ内のファイルが表示されなくなりました。
設定からしばらく表示されていたのはなぜかというと、Spotlightの内部では、SQLiteというデータベースを使っているようなので、このデータベースの更新に時間がかかっていたのでは無いかと推測されます。
「マイフォルダ」やSpotlightの検索対象は、少ない方がパフォーマンスは高いと思われるので、検索の必要が無いバックアップデータであったり、あまり表示されたくないようなデータは、Splotlightの「プライバシー」設定で除外する場所に選択しておくと良いかと思います。
公式のヘルプなどの記述で確認した方法では無いので、マイフォルダから除外する方法としてこれが正しいのかは分かりませんが、除外したいフォルダがあるかたはお試しあれ。
Mac OS X LionはSnow Leopardユーザーであれば、2,600円でアップデートできます。
いや~助かりました!
ありがとうございます!
デスペ 様
お役に立てて何よりです!