Blogの更新が遅くなりましたが、Playstation Vita 3G/Wi‐Fiモデルを発売日に買いました。
一番気になっていた「塊魂」と、ネット対戦が気になった「かまいたちの夜」を一緒に買いました。
ネットで不具合が話題になっていますが、しばらくは不具合に遭遇する事も無く、普通に遊べてました。
液晶はきれいで、全面と背面のタッチパッドのような新しい機能もあって、なかなか面白いゲーム機ではあるのですが、広い意味でのUIがいまいちな所がありました。
そのあたりに感想を書いてみたいと思います。
まずはゲームの感想など。
背面のタッチパッドを使って、塊を縦や横に伸ばせるのと、液晶のタッチ/アナログスティックのどちらでも遊べるという以外は、今までとあまり変わりないです。
サウンドは相変わらずいいですが、ゲームの合間に入るストーリームービーのようなものは今ひとつでした。
ステージ数はあまり多くは無いですが、ローンチタイトルとしては十分な感じで、塊魂をやったことが無い人にもお勧めできる出来だと思います。
■真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) (特典なし)
かまいたちは初めてやりましたが、特に悩む事無く遊べて、一カ所だけ詰まった部分がありましたが、エンディングまでたどり着きました。
気になっていた、ネットで対戦する「みんなでかまいたち」ですが、最悪でした。
まずルームのようなものを選んでゲームを開始するのですが、一番上を選んだら参加できないとエラーが出たので、リストの一番下を選択した所、エントリーができたようで、しばらく待つようメッセージが表示されました。
メッセージ通り少し待ってみたものの、一向に変化が無いので、再度ルームを選ぶ画面に行った所、締め切りまであと2時間ちょっとと出ており、時間を計算すると深夜の2時過ぎに締め切りとなってました。
翌朝起きて、ゲーム画面へ行くと、行動できる時間帯が限られているのか、何もできない状態でした。
深夜の2時過ぎくらいを区切りにゲームが進行しているようで、そこを逃すと何もできないという感じだったので、そのまま辞めてしまいました。
ルールが面白そうなだけにもう少しどうにかして欲しかった。
ただ、ひとり用でも十分に面白いので、サウンドノベルに興味がある人にはお勧めです。
他にネットで話題になっていた「みんなといっしょ」と「モンスターレーダー」も試してみました。
新しい形のソーシャルゲームでした。
Playstation Networkのフレンドを増やすためのプロモーションゲームという感じです。
不特定多数の人をフレンド登録するようなゲームになってますが、Playstation Networkのフレンド機能が中途半端な所があり、今ひとつな感じがしました。
具体的には、アクティビティ(ゲームの購入や行動の履歴)が、フレンドに全部公開するか、全部非公開かしか選べません。
同じゲームを遊んでる人にだけ、そのゲームのアクティビティを公開できるような設定や、フレンドのグループ分け(リアルな友達とバーチャルの友達など)を行って公開設定を変えるような事ができれば、まだいいような気がしますが、何がアクティビティに記録されるのかも今ひとつ分からないし、全てが筒抜けというのも何か気持ち悪い気がして、結局非公開にしてしまいました。
ソニーからすると、全てのアクティビティをシェアしてもらう事で、プロモーションになればという感じなのかもしれませんが、ユーザーからするとなんか気持ち悪い中途半端な機能な気がしました。
Playstation Networkのフレンド機能がいまひとつな気がする所を除けば、ゲーム自体は新しい試みで面白く
Playstation Vitaで目指しているであろう方向性が見えるアプリだと思います。
GPSの位置情報と、ARを使って遊ぶアプリです。
地図上に表示されるモンスターに実際に近づいていって、カメラをモンスターが居る方向に向けると、カメラの映像にモンスターが表示されて、画面をタッチして捕まえます。
GPSで移動した距離を計算して、ゲーム内のお金をゲットして、モンスターのえさなどのグッズを買ったりして育てながら、全てのモンスター(100種類くらいらしい)を集めるのが目的です。
仕組みとしては面白いですが、ゲームとしては全然遊べません。
地図上のモンスターに歩いて近づいていくまではまだいいとして、カメラを向けて捕まえるというのがハードルが高く、外でやってたら完全に不審者です。
さらにモンスターの数が10体程度でも世話が結構めんどうで、面白さよりめんどくささの方が大きい感じです。
試みは面白いですが、あまりお勧めできるアプリではないです。
Vitaを買おうか迷ってる人が気になっているであろう不具合問題と、VitaのUIがいまいちだと思う部分など。
■VItaの不具合について
1週間くらいはほぼ問題なく使えてました。(1回だけフリーズして再起動しました。)
初めてモバイルして使った時に、画面が真っ暗なままで何も反応が無い不具合に遭遇しました。
対応としては、電源を30秒以上長押しして電源を切って、しばらく待ってから電源を長押しして電源ONした所起動しました。
その直後にもう1点不具合に遭遇して、充電器に刺さっている状態だと、タッチパネル(全面/背面の両方)が反応しない問題に遭遇しました。
再起動してもなおらなかったので、早くもタッチパネルが壊れたのかと思いましたが、充電器から抜いた所、タッチが反応するようになりました。
買った直後や、今現在は充電器に刺さった状態でもタッチが反応するので、何きっかけで不具合が起きたり、なおったりするのかが、今ひとつ分かりません。
ネットの情報を見ると、色々な症状があるようなので、特に今すぐ遊びたいゲームや試したい事が無いようであれば、しばらく待った方がいいかもしれません。
■UIがいまいちな所
1)ハードの干渉
十字キーやボタンを押そうとすると、指がアナログスティックに当たるときがあって、位置が微妙です。
あと、スピーカーも、手の反響を使うイメージだったのか、微妙な位置に付いてます。
2)起動直後の設定
最初に起動した時に、Playstation Networkのアカウントを持っているか聞かれます。
持っている方を選ぶと、システムアップデートするように言われ、何もできず、持ってない方を選ぶと仮登録するという事で、いくつかの項目を入力する必要があります。
アカウントを持っている方は実質選べない状態で、アカウントを持っていることで本来は入力を省けるはずのものを入力する事が必須になっており、ひどい画面遷移です。
3)アプリの切り替え
かなりスマホを意識したUIになっており、ゲーム中にPSボタンを押すとアイコンが並んだ画面に戻って、別のアイコンを選んでアプリを起動するようなUIになっています。
このアプリ切り替えの際に、データが保存されない可能性があるという警告がいちいち出ます。
Playstaion NetworkでVita専用では無いアプリを落としてきてやっているのであれば仕方ないと思いますが、Vitaのアプリであれば、切り替え時にデータを保存して切り替えるような設計にできそうなものなのに、いちいち聞かれるのがうっとしいです。
と言った感想で、現時点ではハード自体の可能性は感じるものの、あまりお勧めできる状況では無いかなと思います。
ただ、ソニーが狙ってるであろうとこが見えてくる部分もあるので、興味がある人は色々と触ってみると面白いと思います。
Nintendo 3DSもVItaも狙っている部分を想像できる所があって面白いのですが、その辺の感想はまた今度。
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